ナマケモノ倶楽部が生まれたのは1999年7月。
そのきっかけとなったのは、同じ年の2月に行われたエクアドルへのスローツアー。そこで、今の世話人(言いだしっぺ)であるアンニャ・ライト、中村隆市、辻信一が「ナマケモノをモデルにした環境+文化+エコビジネス運動をやろう!」と意気投合したのでした。
そのときのツアーに参加した日本人メンバーの何人かは今もナマクラに関わってくれています。そして、エクアドルで受け入れてくれたメンバーたちとも、今もナマクラの地域通貨やフェアトレード、医療支援など重要なプロジェクトでつながっています。
つながりの1つ、バイーア・デ・カラケスはマングローブの町。1996年のエル・ニーニョと翌年の大地震でリゾート地として有名だったこの街はめちゃくちゃに。そんななか、地元の環境運動家や支援している環境NGOなどが中心となって、1999年2月に「エコシティ宣言」をして、町の復興にとりくみはじめたのです。
今では世界に誇るエコシティとして、「素敵な宇宙船地球号」でも取材されました。
アースデイ(4/22)は有名だけど、各地でいろんなエコ的な取り組みが地道に行われていて、バイーアのエコシティ宣言もそのひとつなんだなあと改めて思い出しました。
そのエコシティ宣言はじまりの場に、ナマケモノメンバーが立ち会えたことは、とてもすてきな宝物です。