石原東京都知事が第2回大都市気候変動サミットへ出張することになり、昨日(24日)発表された。今回は、これまで知事の海外出張のあり方が批判にさらされたこともあってか、出張目的、日程、出張メンバーがそれなりに公表されている。
ただし、出張メンバーは、知事自身を除くと所属だけであり、氏名は公表されていない。環境局や水道局のメンバーは肯けるものだが(水道局長は少し疑問)、知事本局からなぜ4人が必要なのかは、説明が足りないのではないか。
また、このサミットへの出席は現在のところ43都市であるが、市長等の参加が表明されているのは32都市である。32都市の首長のうち、肩書きが市長が29都市、知事が東京とエジプト・カイロの2都市、首相が1都市(インド・デリー準州、シェイラ・ディクシット首相)である。
東京都が大都市行政の一部を担っていることで東京都知事が出席するわけだが、23区長の中からどなたか出席されてもいいのではなかろうか。
東京都の発表内容は以下のとおり。

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このたび、石原知事が第2回世界大都市気候変動サミットへ出張することになりましたので、お知らせします。
1 出張目的
○ニューヨーク市長からの招へいを受け、当地で開催される第2回世界大都市気候変動サミットにパネリストとして参加することにより、東京都が地球環境問題に積極的に取り組んでいることを世界の都市へ広くアピールする。
○世界各都市の首長と環境問題について意見交換をし、環境負荷の少ない都市の実現に向け大都市との連携をより一層深めるとともに、今後の都の施策展開の参考とする。
2 日程
 別紙のとおり
3 出張メンバー
 東京都知事、政務担当特別秘書、知事本局職員(4名)、環境局職員(3名)、水道局長及び水道局職員(1名)、計11名
※世界大都市気候変動サミット
・出席者 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/04/DATA/20h4n300.pdf
・会議プログラム http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/04/DATA/20h4n301.pdf