チャイルドライン支援議員連盟 学習会報告

25日(水)に行われた「チャイルドライン支援議員連盟 学習会」では、
 ・5月の子どもの日キャンペーンのお知らせ
 ・チャイルドラインにおける通話料無料化と覚えやすい番号
についての報告及び提案をさせていただき、
そのうえで、時間の許す限り、意見交換を行いました。

*主な参加議員(順不同)
 ・小杉隆衆議院議員/元文部大臣(議連会長)
 ・後藤田正純衆議院議員
 ・小宮山洋子衆議院議員/青少年問題に関する特別委員会委員長
 ・江田五月参議院議員
 ・保坂展人衆議院議員(議連事務局長)

冒頭、支援センター代表理事の牟田より
 『日本の社会保障予算のうち、子ども向けは3.6%に対し高齢者は71%。
 もっと子供にお金をつくろうよ、というムードを作り出したい』
と挨拶をさせていただきました。

支援センターからのプレゼンテーションを受けて、
参加された議員からは、下記のような心強い発言がありました。

・イギリスでは、電話会社が電話代を負担しているが、
 日本では電話会社の認識が乏しい。議連としての働きかけを検討したい。

・日本の大人が一人40円負担すれば、通話料はまかなえる
 (支援センターの試算では、年間4億円あればフリーダイヤル化が実現)。

・携帯各社に申し入れをしたり、国の予算について働きかけをしたい。

・ニート・フリーター対策で800億円の予算を計上しているが、
 チャイルドラインのように、早期発見、早期治療で取り組めば
 こんなに予算はかからない。

・携帯各社に働きかけるという提案に大賛成。行動あるのみ

・行政は、いじめ・虐待・暴力などに対する相談電話への
 予算や取り組みを増やしている。

・文科省の電話相談は、条件整備なしにお金をつけても
 きちんと機能しない。

・教育委員会の電話相談とチャイルドラインの電話とは、その役割が違う。
 チャイルドラインへの支援はチャイルドラインとして行うべき。