「ART仙台場所」では、仙台・一番町四丁目商店街にあるフォッションドーム141さんが中心的な役割を果たしました。
私・門脇はこの141さんの建物内にある6階まで吹き抜けのセンター・サークルでの展示および、141さんとこれに隣接する仙台三越さんの外壁から一番町四丁目商店街上空へとわたした毛糸の2つを「るーぷあっぷSENDAI2007」なる作品名で発表させていただきました。
センター・サークルでの毛糸のインスタレーションの設置にあたっては、141さんが手配してくれた細川アート・ディスプレイさんの全面的な支援を受け、私の書いた図面に基づいて制作が行われました。
最初は毛糸のたるみ具合など、下から指示を出していましたが、後半になると、ほとんどなおすところもなく、一発でピタリと決めてくるなど、さすがは職人肌のみなさん、たいへんたよりになります。
外壁に関しては、先週、仙台は定禅寺通り一帯にピンク色の毛糸を結び、けやき並木をさくら並木に一変させてしまうアート・プロジェクト「けやきに花を」でも大活躍した田中章博さん、大沼祐太朗さんのおふたりの協力を得て制作。朝4時半くらい、空が白み始める頃、完成しました。
四丁目商店街上空の毛糸は30日で撤去ですが、141内センター・サークルの展示は5月6日まで行っていますので、どうぞご高覧ください。
(コメント:門脇篤)