Nプロジェクト〜さくらびレポート28 溝引き・その2

櫻ヶ岡中学校の中平です。溝引きをやると、生徒はゲーム感覚で一生懸命直線を引こうとします。1.5センチ幅の枠の中に何本直線を引けるのか競うように練習しています。単純で努力の成果がわかりやすい、つまりいいか悪いかが自分にもはっきりわかる活動に、生徒は熱中します。この溝引きは、「モンドリアン風マドリアン」で使うのですが、今は美術の授業であまり行われなくなっています。それは、溝引きをよく使っていたいわゆるポスター制作のような授業が減ってきたためです。しかし、この溝引きは生徒の表現活動への武器になると思うので、この題材で行っているのです。