赤ちゃんポストに3歳児が預けられましたが
3歳児は赤ちゃんじゃないんでしょうか?
0歳児はいいけど3歳児は育児放棄になる?
じゃあ何歳なら許されると誰が決めるのでしょうか?

警察の調べでは赤ちゃんの安全が保障されている病院に
預けたのは育児放棄とはいえないと判断されました

少なくとも1人の父親が新幹線を使って
遠くからわざわざそこを訪ねてきている行為には
やむにやまれぬ事情と最低限の子どもへの愛情と
必死の責任が感じられます

児童相談所へ行くべきだという発言もありましたが
そこに行けば親子が救済される保障があるでしょうか?
すでに人員不足で十分な対応ができずに
虐待されていた子どもが殺されてしまう事件も
少なくないことを私たちは知っています

また、相談に行ったけど親身に対応されなかったとか
逆に説教されてしまったとか
失望した人の話も聞いています
お役所があるからそこに行けと言われても・・・・・
いわゆるお役所的対応に終始される現実もあります

お役所をもっと国民に活用して欲しければ
福祉予算を十分につけるべきではないでしょうか

お役所だけがすべてをカバーできるわけではないことを
私たち自身は十分に気づいています
だから他の選択肢を探しているのです

それにしても今回の議論の中には
親への叱責や非難、病院への批判などばかりで
最も重要な子どもの命への配慮が少なすぎます

国連子どもの権利条約では
子どもの最善の利益を優先すべきであるとしています
わが国も条約を批准しているにもかかわらず
もっとも大事なことが忘れられて
枝葉末節にこだわる発言ばかりだったことが残念です

<ブルーサルビアが咲きました>