3月にブータンツアーが成功したと思ったら、もう9月の募集です。
今回も観光客になれていない(ホンモノの「おもてなし」が体験できる)ブリ村まで足をのばします。もちろん観光ポイントのタクツァン僧院、各地のゾン、そしてティンプーで開催されているツェチュ祭も堪能します。
「ゆっくり」の国、ブータンは、ちょうど今、分かれ道。
17歳で即位した王様(第4代国王)が昨年末に息子に王位を譲り、来年にはブータン初の憲法が制定されるといいます。鎖国から海外に門戸を開いて30年ちょっと。携帯電話やパソコンなど、情報の流入が、ブータンの文化にどう影響を与えるのか。
高度経済成長を経て「ファスト神話」にしがみついてきた日本社会がないがしろにし、壊してきてしまった「里山」や「ご近所づきあい」、「もったいない」、「自然信仰」などの文化や価値観がまだ息づいている国、ブータン。そして、先代国王が打ち出した「GNH(国民総幸福)」がめざす、環境や文化に配慮した国づくりとは。
私たちにとっては、まさに、豊かさを問い直す旅になりそうです。
■ブータンGNHツアー2007・秋、詳しくはこちら。