第20回「語りあい、分かちあいのつどい」

昨日、6月2日(土)午後1時30分過ぎから4時過ぎまで、
当事者とその家族11名と、支援者3名の、14名で、
第20回目の「つどい」を持ちました。

2年前、まだ事故直後で、この沿線を中心に、
世間が騒然としている中で、第1回目の「つどい」
(2005年6月12日)を持った時のことが、つい、この間の
ようにも、ずっと、遠い昔のことのようにも思えます。

この日は、特製名札(デザインはお花も届けてくださっている
デザイナーの久保恵子さん)、今年の4月25日の取組みの時の
缶バッジ(かわいいです!)、それから、これからも「つどい」の
年輪を積み重ねていきましょうとの思いで、小さな
バームクーヘンなどお菓子を折紙の三方に入れたもの、
など用意しました。(コアスタッフたちの心遣いです!)

いつものように、三々五々集まってきての「つどい」でしたが、
第20回、丸2年ということで、今後の「つどい」のあり方も含めて、
みんなで色々話し合いをしました。

その中で、次回からは、「つどい」参加者有志と、
専門家(弁護士・臨床心理士など)とで、
これから益々進んでいくであろう、補償(賠償)交渉に対して、
「補償交渉を考える会(仮称)」を持って対応していこうと
いうことが決まりました。
午後1時30分〜3時までは、それに充てることになり、
午後3時〜4時ぐらいが、従来の「つどい」の場になります。

当事者の皆さんの当面のニーズにどう対応していくか、
支援活動にはその視点が欠かせないと思います。
「市民事務局かわにし」としては、そっと見守りつつ、
「つどい」の「場」の継続はこれからも続けていく所存です。
どうか、一人で抱え込まずに、こういう場を知って、
利用していただければと思います。