先月から始めた空家調査。どこが空家か分かっても、持主が分からなければ活用についての働き掛けができない。そこで、昨日法務局の出張所に行き、登記簿謄本の閲覧をしてきました。
空家調査を始める前からわかっていたことですが、空家の持主の居所は空家全体の半分もわかれば良しとしようと思っていました。今回は一部のエリアのみ持主の居所を調査してみましたが、判明したのは1/3でした。
これから千里ニュータウン全域を調査して、空家の1軒でも上手く活用されれば今年度の目標の半分は達成です。
ところで、昨日の空家の持主調査で興味深いことを発見しました。数軒の空家の持主が、隣接する家の持主だったことです。多分、子供たちに相続する際、揉め事にならないように隣同士の住宅を所有しておこうということなのでしょうか。確かに、一般的に子供のために近隣の住宅を購入することはよくありますが、1億円もしようかという住宅を2軒も所有できる人々が、千里にはたくさん住んでいるのかもしれません。
それにしても、一生に何度も行かない法務局に行ったメンバーは戸惑いとともに興味津々で登記簿の閲覧をしていました。