先日、息子が私に 面白いことを言いました。
わたしは、家で机やパソコンに向かって 仕事をする時間も
多いのですが、それを いつも見ていて、言ったのは・・
「お母さんが仕事してるの見ると、『もっと、こうすればいいのに〜。』と
思うことが いっぱいあるよ。
もう、それを言わないで 抑えるのが 大変なくらいだよ。」
へぇ〜!!ちょっと びっくりでした。
「でも、お母さんは 今の自分のやり方が いいと思ってるんでしょ?」
母「そうよ。みんな 自分がいいと思う やり方があるよね。」
「そうなんだよねー。」
なんだか、親子が逆転しているような会話。
先月20歳になった息子は ずいぶん前から、私と全く対等に 話をします。
それも、また 楽しいもの。
こどもが だんだん大きくなってくると、「10人10色」を 実感することが
多くあります。
今の話題で私と息子が話をしていれば、そこに 必ず首を突っ込むのは 次女。
自分に関心がない話は 見向きもしない長女。
何かをすることの やり方は、限りなく ありますが、
最近 感じるのは、親のやり方が 必ずしも その子どもに 合っているとは
限らないな、ということ。
こどもが 自分で考えた やり方のほうが、ずっと 素晴らしくて
本人にも フィットしているに 違いない。
そう 思います。
親が 自分流を こどもに 押しつける限り、こどもは 親を超えて
それ以上に 伸びるチャンスは ありません。
自分らしく もっともっと 社会にはばたいって欲しいから
自分で考えて みんなのために 社会貢献できる人に なってほしいと
願いながら、
細かいことには 目をつぶって、時には「忍」の字で
見守っていたいと 思う この頃です。