西ノ島の時間3・クリーンセンター

(つづき) 滞在中は作家の田島史朗さんから要望のあった「古い木の机と椅子」もさがしてみました。とりあえずクリーンセンター(ゴミ処理場)をのぞいてみよかと、松新さんと2人で車を流してみると、うってつけのが焼却炉わきに積んでありました。早速事務所にことわって、あとで軽四につんで帰りました。しかし、ここ西ノ島ですら家庭ゴミや漁具、建築廃材など、全国どこにいっても同じような風景が広がっていて、規模が小さい分かえって都市部よりもゴミ処理の問題点が見えずらいようにも思います。それとあまりにあっさり見つかったので拍子抜けした感もありました。「これでいいんか?」という感じでしょうか。本格的な公開制作の時期になったら、いろんな意味でまた訪れることになりそうな匂いを感じます。 岡田毅志