ちょっと遅い報告ですが、2週間ほど前、船に乗って亀戸の街を眺めてきました。
現在私が参加している、亀戸文化センターでの講座「亀戸のまちのサポーターになろう」の一環として開かれたプログラムです。

横十間川の線路に近いほうの船着場から船に乗り、いったん天神橋を越えたあたりまで北上し、折り返してクローバー橋まで南下、小名木川を東に向かって、旧中川の合流地点から北上し、ふれあい橋のあたりまで行って折り返し、同じルートを船着場まで帰るというコースです。

船で案内をしてくれたのは、リバーガイドの秦さん。自分で用意されたイラストなどを駆使して、横十間川や小名木川の歴史と現在の様子や、町のさまざまなモニュメントについて解説してくれました。

船から見ると、天神橋はこんな感じに見えます。
亀戸天神に通じる、有名な橋ですが、意外と普通の橋なんですね。
リバーガイドの秦さんが、丁寧に解説してくれたのが、とても印象的でした。

デザインがきれいだな〜と思ったのは、この清水橋。
すらっとしたいい形をしています。
橋の上から、お母さんの自転車に乗せられた子どもが手を振っていました。
舟や電車を見ると、なぜ、人は手を振りたくなるのでしょうか……

ここに来るまで、川の両岸には結構、自然があることがはじめてわかりました。
どこが整備しているのかは知りませんが、きちんとやっているんですね。
川から見てみないと、そういうことはわかりません。

大島の釜屋掘りの近くにある、大島橋は、橋そのものは比較的新しいのですが、昭和初期の橋脚がそのまま利用されていてるそうです。
写真の下の石がきのようなものが、その橋脚の古い部分だそうです。

これも、長年このエリアで取材・執筆をしながらも、知らなかった事実です。
やっぱり、たまには船に乗って、街を眺めてみるもんだと思いました。

そこからぐるっと旧中川に回って、亀戸9丁目の公園のあたり。
こっちのほうは、むかしは工場地帯で環境汚染が激しかった分、今はきれいに整備されて緑も多いですね。
同乗した方から、これまで知らなかったような亀戸の話をたくさん聞かせてもらいました。取材してみたいネタがたくさん仕込めました!

そんなわけで、亀戸を中心にぐるっと一回り、約2時間の船旅でした。
こうしてみないとわからないこと、考えないことがたくさんあります。
たまには、船に乗ってみるもんですね。

それはそうと、この「亀戸のまちのサポーターになろう」では、7月7日に亀戸の街を使って遊ぶワークショップを開催します。
何をやるかというと、「亀戸の街を歩いて福探し」です。
大人でも子どもでも参加可。
下記要領で開催しますので、ぜひ、ご参加ください!