Nプロジェクト〜とがびレポート33 木村仁さん とがび参加作家情報

戸上中の中平です。今日は、昨年に引き続き参加してくださる、信州大学教育学部教授・木村仁さんを紹介します。木村先生は、信州大学教育学部で教鞭をとられ、地元長野市・松代を拠点に、現代美術フェスティバルやワークショップを精力的に行っています。海外の作家とのつながりも豊富でありながら、とがびのような土着的な活動にも協力してくださる視野の広い作家さんだと私は思います。

写真は、松代現代美術フェスティバルのパンフレットの写真です。

松代現代美術フェスティバル・ウェブサイト
http://hkimura.com/index_m.html

とがび2006では、写真のように中学生と鋳金、地域の年配の方々を見事に結びつけた「千曲川・万葉プロジェクト」を成功させました。千曲川河川敷一体に広がる万葉公園の歌碑の拓本を取り、文字を鋳造するというプロジェクトで、多くの年配の方々が喜んで制作されまhした。まさに地域の方々に喜ばれるアートプロジェクトでした。

年配の方がに、鋳造の過程を説明したのがキッズ学芸員でした。キッズ学芸員は木村先生に工程を教わり、それをさらに他者に伝えるというアートを通したコミュニケーション活動を行いました。とても素晴らしい活動でした。
 今年、とがび2007では、さらに文学的な要素も含めて進められるようです。楽しみです。