携帯電話の父と娘の言葉〜TVより

思春期になると、父親と娘の関係は 会話が減ったり 距離感が
どことなく でてくる場合も あるようです。

娘を愛し、もっと親しく話したいと 思うお父さん。
どんな言葉を かけていますか?

口で言いにくい事は 携帯電話を使って・・
でも、普段の言葉のかけ方が そのまま 出ているようです。

ご覧になった方もいらっしゃると 思いますが、
あるお父さんが 娘に送った携帯メールを ほかの女学生に見てもらい、
アドバイスをもらって 直して、もう1度 娘に送るという 番組がありました。

何気なく見ていたのですが、驚いたことに
お父さんの言葉のかけ方が あまりにも 一方的なことでした。

たとえば・・「(彼に)帽子くらい取って 挨拶しろ。」・・・・A

これだけでは、メールでも 受け取りたくない言葉です。
女学生に すぐにダメ出しされ アドバイスをもらって再度送ったメールは・・・

「彼は いい奴だな。とても 爽やかだし・・
 でも、1つだけ 気になる事がある。人と挨拶をする時は
 帽子をとった方がいいよ。
 その方が、ほかの人に挨拶する時にも 失礼にならないしな。」・・・・B

 Aのお父さんと、Bのお父さんの携帯の言葉。
 あなたには どんなふうに伝わりましたか? 言葉を素直に受け取れますか?
 もう 明らかですね。

Bのメールを受け取った後、娘さんから、こう返事がきました。
そこには こう書かれて いました。

「わかった。彼に言っておく。
彼のこと、認めてくれて ありがとう。 嬉しかった。」と。

相手を大切に思う気持ちは、相手を大切に思う言葉を丁寧にかけて 
伝わると いうこと。
携帯メールもその人の言葉として 相手(こども)に伝わっていく,
今は そんな時代なのですね。

笑顔の お父さんと娘さんの会話が 増えますように・・。