東京自治研究センターの研究・調査活動の１つとして行ってきたＤＶ研究会が、その成果をまとめて出版した。
二重、三重の差別構造の中にあるマイノリティ女性のＤＶ被害の実相から、私たちは何を学ぶのか。ぜひ、手にとって読んでいただきいたい。書店でも販売しているが、当センターへの直接注文でも結構です。
『笑顔を取り戻した女たち マイノリティー女性のＤＶ被害—在日外国人・部落・障害—』
編集：東京自治研究センター・ＤＶ研究会
出版：(有)パド・ウイメンズ・オフィス
定価：本体1600円+税
目次
はじめに
第1章 インタビューからみえる「必要とされる支援」
１ 被差別部落出身女性
4人のインタビュー
インタビューから考える 福岡ともみ
２ 在日コリアン女性
さまざまな事例から考える 鄭 暎惠、金 靜寅
３ 障害をもつ女性
3人のインタビュー
インタビューから考える 伊藤智佳子
第2章 ＤＶ調査の方法と課題
１ ＤＶ調査の方法
２ ＤＶ被害の実態と求められる支援、課題について
３ マイノリティ女性に関する研究基礎調査と分析
４ 提言 参考文献
おわりに
