アーティスト紹介!その弐

三津浜を舞台に様々なプロジェクトを仕掛ける「アートバトルin三津浜」ですが、参戦するアーティストってどんな人?

hiderinoさんに続いてのアーティストはダンサーの今村達紀さんです。

Q.あなたの一番古い記憶は?
A.幼稚園に上がる前、用水路の縁で遊んでいて落ちたこと。

Q.あなたの記憶がすべて失われたとき、最後に残っている(残ってほしい)記憶とは?
A.残ってほしいのは大切なひとの記憶だけど、残っているのはきっと体に焼き付いた記憶でしょうね。自転車にのったりっていう体の感覚とか。

Q.あなたにとってアートとは?
A.お芸術でもないと思うので、みててあきのこないもの。わからなくてもひかれるもの。

A.あなたのアート初体験は?
Q.アートを実感したのは中学生の時にいった横尾さんの展覧会だと思います。多分それまでも展覧会とか美術館とか芝居とか見てるはずですけどアートとは感じなかったです。

Q.また、それはどんな印象?
A.よくわからないけどなぜかひかれるといった印象。

Q.あなたがもっともリスペクトするアーティストは?
A.パウルクレーです。色と間が好きです。

Q.最近、見た作品で印象に残っているものは?
A.映画の鉄コン筋クリート。原作読んでいても遜色なく見れました。あと、漫画よりも白い印象でした。

今村さんは大学で芝居を始め同時期にダンスの身体表現の魅力に目覚めて今まで続けています。そんな今村さんが三津浜の人々の記憶の深淵に迫るべく、8月5日(日)アート蔵にてワークショップを行ないます。
「記憶の色」自分だけの三津浜。自分だけの記憶。その2つが交わる色を紙風船に塗っていきます。

Q.三津浜でもっとも印象&記憶に残ったものは?
A.三津浜駅です。いい感じですよね。なんとか保存してほしいのですけど。

Q.三津浜で実施するアートプロジェクトのキーワードは?
A.『たゆたい』です。深いところにあっても人間が関わるものは揺れていると思うのです。そして、共有してるはずのものも微妙にたゆたっていたりするのです。

Q.三津浜にアートの花は咲きますか?
A.咲かせたいと思って咲かせようとするひとがいるんだから咲きます。

今村さんの「三津浜のイメージ」はこれからの聞き取り調査を経るなかでどのように膨らんでいくのでしょうか?楽しみです。(nao)