感覚ミュージアムと打ち合わせ

GOTEN GOTEN 2007 アート湯治祭」の目玉のひとつは、「りくとうアートライン」。アーティストに一週間の湯治体験をしてもらう「アートin湯治(AIT)」を経験した昨年そして今年の「湯治アーティスト」作品を、JR陸羽東線沿線に点在、あるいは陸羽東線自体を使うことによって、宮城県北部・大崎地域をアートでひとつに結んでしまおうという企画です。
今年は初年度ということで、東鳴子を出て、周辺の鳴子温泉郷や隣の岩出山を開催エリアとし、来年は古川や美里町までエリアを拡大していきます。

さて、その岩出山には「感覚」をテーマとした日本でも珍しい美術館「感覚ミュージアム」があります。

建物は六角鬼丈氏の設計によるもので、内部にはパーマネント・コレクションというかたちでさまざまに「感覚」を刺激するアート作品が展示されています。非常におもしろい場所で、特にカップルなど若い人が次々に訪れていました。

今日は7/1に着任されたばかりの児玉副館長さんと学芸員の方に、ここで「りくとうアートライン」を館と連携するようなかたちでできないかというお話を聞いていただきました。1時間あまりにわたってさまざまな話題が出、前向きに検討していただけるということで館を後にしました。
どんなことになるのかたいへん楽しみです。

(コメント:門脇篤