「アート湯治祭」の中の企画、アーティストに一週間の湯治体験をしてもらいながら、制作などを行ってもらう「アートin湯治(AIT)」に、今年はパフォーマーが登場です。
鷲野礼奈さん。華やかなショーダンスの世界に魅せられ、14歳からバレエを始め、玉川大学入学後民俗舞踊やコンテンポラリーダンスに出会い、創作活動も始める。シアターダンスするかたわら、大学の仲間と共に多くの公演に参加。現在は、一方ではショーダンスを仕事にしつつ、自分の踊りを発信すべく、「あらら。」を中心に活動中ということで、9/1・2の「りくとうアート・ライン」レセプションおよびオープニングで湯治の成果をパフォーマンスで見せていただけそうです。
鷲野さんのパフォーマンスと響きあう音を担当するのは、ドラムの坪井さんとピアノの増田さん。
坪井洋さんは別府出身とのことで、湯治場文化の中で育った方です。千葉大学入学後モダンジャズ研究会に入りドラムを始める。ジャズドラマー原大力氏に師事し、ライブ活動をはじめる。一度教育・福祉の勉強のため音楽活動を休止。その後活動を再開、ライブ活動の他、教育・福祉施設でも演奏を精力的に行っており、現在にいたる。
増田実裕さんは香川出身。幼少の頃からクラシックピアノを習い、法政大学入学と同時にジャズ研に入り、ジャズピアノを独学で修得する。現在様々なミュージシャンと都内を中心にセッションを重ね、精力的に活動中
三人の出会いは「アサヒアートフェスティバル2005」参加企画「フリフリプロジェクト」。音楽とダンスが対等に即興しながら、会場や観客などの「場」と共演をすることを目指して2006年秋に結成。
公演が楽しみです。
(コメント:門脇篤)