20歳の旅立ちの前日、息子は 夕方 あるグループの仲間から 
ちょっと会おうと 声か かかって 出かけていきました。

すると・・・
誕生日会ならぬ、息子のための「サプライズお別れ会」でした。
大勢の仲間のサイン入りの色紙を もらって帰り
いつもは クールなのですが、
顔の表情に 喜びの余韻が いっぱいに残っていました。

学校のクラスでは うまくなじめずにいましたが、
このボランティア(児童館活動をサポートしたり、キャンプリーダーをしたりする)
グループは、いつも 誰かが 力になってくれました。

2〜3歳年上の先輩にも出会って 兄のように 遅くまで
話をしたり、バスのゲームの練習をしたり、
笑いのセンスを 磨いたり・・
頼まれて あちこちのお祭りの手伝いをしたり、
児童館職員さんや 生涯学習課の方から お手伝いを頼まれたり。
お互いの誕生会や 先輩の送別会、自主キャンプなど
主体的な活動も たくさん ありました。

人のために 何かできることをする、その体験も 多くありました。

気分が もやもやした時に お互いが ぶつかりながら、でも
とっても 密度の深い関係だったと 息子は言いました。

家族ではない、別の 居場所があったこと。
十代後半の 気持ちが揺れ動く多感な この時期に
幅の広い年齢の仲間と 知り合えたこと、
それは きっと これからの人生の支えにも なることでしょう。
サイン色紙に メッセージを書いてくれた 多くの息子の仲間に
有難うの気持ちで いっぱいです・・。