アーティスト紹介 番外編

アートバトルin三津浜
参加アーティスト今村さんのチャレンジ

7月21日(土)晴れ上がった三津浜の空。
今日もお宝を求めて朝井さんの潜水に同行する。
今日は藤田さん、吉岡さん、私と「アートバトルin三津浜」参加アーティストの今村さんも参戦する。
朝井さんは水中での音をマイクでひろって録音する作業と海底に沈んだ三津浜の記憶を探る。
今村さんは初めて朝井さんと同行し、海底の音を採取しました。
その過程で彼の中の三津浜の海や作品のイメージはどう創られていったのでしょうか?
以下今村さんのレポートです。

水中マイクからの音を聞きながら、
朝井さんの潜水の泡を追いかけて行きます。
うまく先回りできると泡の音がコポコポいい音を鳴らします。
濁っていたので泡以外に道しるべがない。
水の上なので方向転換が少し難しい。

自分の『flat』のテーマでもあるたゆたいを体感した感じです。
たゆたっても頑張ってたりするのかもしれないなと。
参加してとても良かったです。(Imamura)

潜水作業を手伝いながら三津の人々と触れ合える。
今日も渡しを使って対岸から二人組のご夫人が船を降り立った。
「何をしてるんですか?」興味深々で潜る直前の朝井さんを見ながら質問を受ける。
その時私の目には二人のバッグに入っているカコアプレスが・・・
「私たちこれをやっているんですー」とカコアプレスを出させて「ここのこれが、朝井さんです。」その後も質問攻め。かなりな食いつきです。
「是非観にいきます。」といううれしい言葉が聞けて逆に元気をいただけた日でした。

今村さんは音を採取しながら本当に気持ちよさそうでした。
ボートの操り方は上手ですが、作品にきっとこの経験はいきるだろうと思っています。

(nao)