8月11日のはりあな写真ワークショップの報告です!
この日は、とってもいいお天気で、はりあな写真撮影には最適でした。
だけど暑い!とにかく暗室がとっても暑い!撮影するのもとっても暑い!
でも、中町は風の通り道。心地よい風がふきぬけていきます。
暑さも和らぎ、なんだか景色も穏やかにみえてくるから不思議。
時間もゆったりとながれるように感じました。
この日のワークショップには、総勢で58名の参加がありました。
朝10時〜夕方4時までの開催でしたが、10時開始の時点でワークショップを楽しみにしてくださっていたたくさんのお客さんでいっぱいでした。
地元西予市の親子が多かったですが、他、松山市など県内の方や県外からの参加もありました。
町の人たちに「今日は何事?」と声をかけられるほど、1日中、池田屋界隈がにぎわっていました。
はじめ、空き缶を持って、「これがどうすればカメラに?」と不安そうな顔をしていた参加者も、菅原さんはじめスタッフにいろいろと手順を教わるうちに、きらきらとした瞳になり、完成したカメラを手にうきうきと撮影にでかける姿が印象的でした。
みなさん、大きな失敗もなく、順調にいい写真を撮ることができていたようです。
思い通りにいかないのが、はりあなカメラのおもしろいところ。
ねらって、ねらって、アングルを決めたのに、浮かび上がってくる画像は「あれ?あれ?」ということも多かったみたい。
そのギャップを楽しむのも醍醐味ですが、思い通りに撮れるまで何度も挑戦する人も結構いました。特に大人(男性)。
「ここの看板の文字をどうしても入れたかったのに黒くなってる!」と残念がる姿、「もう1回!今度こそ!」「カメラを変えて再挑戦!」と熱中する姿、完全に少年の頃にもどってましたね。ふふふ。
ときどき、「自分が撮った写真がない!」と大騒ぎする場面もありましたが、想像と実際の写真のギャップに自分の写真と気づかなかっただけでした。
池田屋さんの表の格子にひらひらと飾られた写真。
乾燥の意味と展示の意味との両方でしたが、いい雰囲気かもしだしています。
<つづく>