思春期の乙女の如く、鏡を覗き込む。その先には自身の顔。
しかし、これは、鏡のなか(反対)の世界。
では、反対にならない世界として写真はどうか?
自身で撮影、カシャ!ポートレイト。
他者が撮影、カシャ!自身のポートレイト。
比較。
む!?何かが違います。
顔・・・。自分の見慣れている顔が本当の自分の顔といえるのか?
それとも他者が認識している顔が本当の自分の顔といえるのか?
「顔」をテーマにアートプロジェクトを展開しているhiderino氏。
現在、grass green closeの2Fギャラリースペースにて、「顔のクローゼット」展を開催中。プロジェクトの一部を紹介しています。
入り口で出迎えてくれるのは、hiderino氏作品「フラワーベア」です。
試作品。
完成品との微妙な違いに、hiderino氏のこだわりが感じられます。
今回、東京で実施したワークショップによる作品が中心です。三津浜で実施したワークショップのモノは現在、制作中。これからの進展は、ここから見ることができます。
皆さんも「顔のクローゼット」展をご高覧いただき、顔についてあれこれ考えてみませんか?
9月中旬まで開催中。
(fujita)