ユニ育ライター こがにです(%音符1%)

ユニ育とは、ユニークでユニバーサルな育児。私、こがにが考えた名称です。
病気や障害のある子どもたちの育児は、ちょっとユニークなだけ!
そんなユニ育な毎日を、ちょっぴりご紹介させていただきます。

今年のこがに家は、新潟県と同じく!大揺れの夏になりました。
わずか1ヶ月の間に、2度も入退院を繰り返す日々。
さすがの私も、凹みモードになりそうでしたが・・・
実は、今回の入院は別の医療機関を利用した入院。
付き添いのない母子分離型入院と、母親が付き添う母子入院。
それぞれの違いを、一気に体験できた貴重な時間でした。

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おっと・・小児科の入院事情を知らない方のために、ちょっと解説!
小児科への入院には、二つのタイプの入院があります。

●付き添いのない母子分離型

子どもの母親が、入院時に付き添う必要がないタイプ。
きょうだい児がいる場合、やはりこういうスタイルにせざるを得ないかも?
面会時間は、家族であれば24時間いつでもOKという病院もあれば
面会時間が限られている病院もあります。
ただし、母親が帰った後の子ども達といったら・・・
泣くわ叫ぶわの大騒ぎになることもあるので、看護師さんたちはハラハラ状態。
こういうときに、病棟保育士さんが常駐していると
子ども達の心にガッチリ向き合うことができるのだと思います。

●24時間母親が子どもに付き添う、母子入院型

子どもが安心して治療に専念できるよう、母親が24時間付き添うのが
母子入院のスタイル。
子どもと同じベッドだったり、
または子どものベッドの横にある簡易ベッドで母親は横になるため
母親には、気力・体力が必要となる入院です。
我が家のように、重症心身障害児だからこそ
母親の付き添いが求められることもあります。

病院によっては、どちらかが選択できる場合もあります。
※また、病院や地域によって事情が異なりますのでご了承ください

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「子どもが入院しました〜」と人に話せば
そりゃ大変ですねと返事が返ってくると思いますが。
実は、こういう入院の時に一番気になるのが!きょうだい児。

同じ家族であるきょうだいが入院しても、小児科病棟には子どもが入れません。
ガチャンと厚いガラスの扉で閉められた向こう側の世界・・・
きょうだい児は、この扉の前で、ずっとずっときょうだい児が元気になるのを
待ち続けなければなりません。
ましてや、母子入院ともなれば!
母親だって、自宅にはもどってはこれません。

残念ながら、今の日本の小児科病棟には
常駐している病棟保育士の数は、ごくわずか。
しかも入院している子ども達への保育が中心となり
待機しているきょうだい児への精神的なフォローに対しては
まだまだ足りない部分がたくさんあります。

特に、マイノリティ子育てに属するような重症心身障害児の場合。
疾患も複雑に絡み合うことが多く、入院も長期化しがち。
やっぱり、こういう時こそ!
アゲアゲ気分で(%星%)、入院している家族もきょうだい児も参加できる
そんなイベントが欲しいな〜と思いました。

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あとは、何といっても!母親の体力。
子どもが入院したところで、母親の健康状態のフォローまではありません。
自分の健康は自分で守らなくちゃいけないのが・・ちょっとツライかな?
ちなみに、私は最長4ヶ月の母子入院生活体験者。
毎日がコンビニ弁当でしたが、一度も倒れなかったのは奇跡だったらしいです(%涙%)

やはり、どんな状態になっても楽しまなくちゃ(%音符2%)
すべては楽しんだもの勝ち・・・それが、ユニ育です。

★お読みいただき、ありがとうございました