子育てをしている時、こどもの心のエネルギーを
感じていることは とても 大切にしたいことです。
こんな事がありました。
息子が、付属の大学には 進学しないと決まった後で、
校長先生・教務の先生
担任の先生、本人とわたしで 面談がありました。
教務の先生からは こんな質問がありました。
「高校の3年間は 君にとってどうでしたか?」「これから どうしていこうと思いますか?」
息子は、はっきりと
「この学校に通って 本当に良かったと思っています。その理由は・・・に参加したり
いろいろな経験が できました。・・・」
「これからは、・・・」
その言葉をずっと聞いていて、わたしは 声に迷いがない、晴れやかな声
堂々として はっきり自分の考えを話す態度を見ていて
(この選択で よかったんだ)
そう 感じました。
同じく 話を聞いていた校長先生も
「安心しました。 とても 客観的に考えて自分を見ているし・・
大いにけっこう。人生どこで どうなるか、わからないからね。
将来、また 勉強がしたいと思うことも あるかも しれません。
その時でも 勉強は できますから。その事も 心に入れておくと いいでしょう。」
そんな話だったと 思います。
校長先生も 教務の先生も 息子の考えを認めてくださり
いいところを ほめてくださいました。 母、感謝です。
息子は気持ちが すっきりしていて、声にパワーがありました。
心にエネルギーがあれば
次の行動を考えたり、行動したりできます。
その後のことは 前術の日記に書きましたが
そのエネルギーを活かして 今 自分で考えながら 前に前に 進んでいます。
心のエネルギーを貯めるのは 1日の事ではないと思います。
振り返ってみて、この3年 わたしがやってきたことは
自分と考えが違っていたとしても 頭ごなしに否定をしないこと。
親の考えを 押しつけないこと。
話を聞いてあげる時間を 大切にもつこと。
こどもが やっていることを 認めること
いい、悪いの評価にならないように 言葉に気をつけること
伝えることがある時は、建て前ではなくって、正直に話すこと
いつも こどもの気持ちを理解していたか、振り返ること
気になることは 会話をすること
楽しい雑談を いっぱいすること、 一緒に笑うこと
そんな毎日の会話の中から、ほんの少しづつ エネルギーは
たまっていきます。
親の理想を求めるのではなくて、どんどん成長する こどもの心のエネルギーを
注いであげるような 子育てを これからもしたいな〜と 思います。
それが、自立、夢の第1歩になると 信じています。