「NPO公共哲学研究会」が発足

さる8月24日、「NPO公共哲学研究会」の初会合があり、研究会がスタートした。研究会の主旨等については以下のとおり。私も委員として参加することになった。9月29日(土)開催のフォーラムでは、現在の自治体のアウトソーシングの課題について報告することになっている。

1 研究会の趣旨
 「NPO公共哲学研究会」は次の5つの柱を目的、ミッションとする
① 日本の市民社会の基盤となる「NPO公共哲学」を構築する。
② プロジェクトを創出し、実証作業を通して「NPO公共哲学」を形成しつつその真価を問う。
③ 東アジアにおける市民社会形成にむけての「NPO公共哲学」としていく。
④ 市民社会をエンパワメントするメディア理論を創出する。
 ⑤ 「NPO公共哲学」の成果の出版
2 研究会の構成メンバー 
① メンバー構成の基本的考え方
・研究会は市民、NPO、企業、アカデミズム、行政関係等の多様な人々によって構成する。
・コアメンバーはゆるい固定メンバーとするがコアメンバーの推薦により増やしていくこととする。
② コアメンバーの中から研究会の運営委員を選び、企画や運営に関する事務や記録を担当する
③ コアメンバー(●印は運営委員)
 ●稲垣久和 東京基督教大学教授
●世古一穂 (特非)NPO研修・情報センター 代表理事/金沢大学大学院教授
NPO研修・情報センターメルマガ編集委員(以下TRC編集委員と略)
●土田修 東京新聞記者/TRC編集委員
●岡室美恵子 笹川平和財団 笹川日中友好基金 主任研究員/TRC編集委員
●土屋真美子 横浜市市民活動支援センター 運営委員
●杉澤幹生 (特非)NPO支援機構すぎなみ事務局長
●船戸潔 (特非)NPO研修・情報センター理事/中野区職員
●久保田由美 財団法人農政調査委員会 研究員/TRC編集委員
福澤郁文 (特非)シャプラニール監事/デザインFF代表
 長坂寿久 拓殖大学教授/TRC編集委員
池内健治 自由が丘産能短期大学教授/TRC編集委員
 伊藤寿子 社団法人 環境科学センター 研究員/編集者
 伊藤久雄 東京自治研究センター 事務局長 
 李省展(イ・ソンジョン)恵泉女学園大学教授/日韓研究者 
 山内洋 (特非)まちづくりに夢をつなぐ市民の会
斉藤謙次 新宗教連盟事務局長
3 研究会の運営方針と運営方法
(1)運営方針(略)
(2)運営方法
① 研究会は定例研究会と公開フォーラムで構成する
② 毎月1回定例研究会を開催する
③ 毎回の進行方法と議論のまとめとその公開について
④ フォーラムの開催
(3)「NPO公共哲学研究会」の運営費用について(略)
(4)運営委員の役割分担(略)
4 2007年度の研究会の企画案
2007年
8月24日 金曜日 13時半〜17時 (会場:すぎなみNPO支援センター)
①世古一穂 「NPO公共哲学研究会」のミッションと活動方針、活動方法についての説明
 ②稲垣久和 「公共哲学」入門
9月29日土曜日 13時半から17時 稲垣久和、伊藤久雄、世古一穂
★公開フォーラム(会場:すぎなみNPO支援センター)(詳細は別紙チラシを参照のこと)
10月 土田修 「市民メディアが拓く新しい公共の可能性」
11月 池内健治 (仮題)「ITと情報リテラシー」

詳しくは以下を
http://www2u.biglobe.ne.jp/~TRC/mm_vol41_1_2.htm