連続上映会の2日目は、鳩の街通り商店街の帝都ロケット商會。ここはショット・バーとして、毎週末の金曜と土曜の夜だけ営業している、向島でも知る人ぞ知るお店です。ご主人の若林さんは、ジャズのギタリストとして活躍する一方、ブリキを使ったオブジェの制作も行っているアーティスト。若林さん自らの手で、終戦直後から昭和30年代くらいの、最も賑わった頃の鳩の街の雰囲気をイメージして改装された店内は、レトロな雰囲気に包まれた魅力的な空間です。
実は若林さん、映画の中に映ろうと、撮影当日は店の前を通行人として横切ってみたりと、いろいろ努力(?)したようです。残念ながら本編に登場できませんでしたが、メーキングビデオには、しっかりスマイルマークのTシャツを着たご本人が映っていました。
土曜の夜ということもあり、さほど広くない店内は、映画の始まる前には満員に。常連さん以外の方も何人かお越しいただきました。写真は、お店の前の路地から撮影したもの。映画の中に出てくるショットをちょっとだけ真似てみました。(曽我)