自然の中で遊ぶということ・・・

『自然の中で遊ばすと紫外線が心配!
それに夏はものすごく暑いし冬は寒い。
蛇やカエルそれに蚊も多いじゃない。
変な生き物にも出くわすかもしれない。
危険でわずらわしくて、めんどくさい!自然の中で遊ばすなんて危険がいっぱいじゃない!』

そんな考えの人間が最近は増えてきている。

しかし、夏は暑くて冬は寒いものだし、蛇やカエルだって一生懸命生きているし、もし生態系が変わってそんな生き物たちがいなくなったら、一番困るのは私たち人間なのです。もし、日本にカエルがいなくなったら、田んぼなどに害虫が大発生する可能性もあるのです。子どもたちが自然の中で遊ぶというのは、そんな自分たちの住んでいる地球とちゃんと向き合って生きていくことだと思う。

口では地球温暖化何とかしなくては・・・と言いつつエアコンの効いた部屋でこの夏を過ごした大人に言いたい!『子どもは大人と違い、暑い中でも外で遊ぶほうが大好きだし、その方が絶対ちゃんとした大人に成長するんだよ。部屋の中で一日中DSばっかりやってたら、コミュニケーション能力や生きていく為に必要な当たり前のモラルが身につくタイミングを逃すことになるんだよ。そのことで大変な思いをするのは子ども自身なんだから!』

最近は『ムシキング』の影響でカブトムシやクワガタは戦うために生きているように思っている子どもたちが増えてきている。

そんなわけないでしょ! 

本当はどの虫も自然界の中で静かに生きていたいのに! 人間の営利目的のために育てられ、売られているのに!

とにかく、子どもと一緒に自然の中に出かけてみてください。わずらわしいかもしれないけど、疲れた心を癒してくれるのも自然なのです。