子どものささいな気持ちを受け入れて〜

こんな話を聞きました。

ビデオは1日に1回(1本)と ままと約束したA君は
今 白雪姫のビデオに はまっています。

家族で ディズニーランドに行きました。
すると 着ぐるみのピノキオと 外人女性の白雪姫に
ばったり 会ったそうです。

ままも、喜んで
「ほら、A君。白雪姫だよ。一緒に 写真を撮ろうかー?」
と お子さんを見ると・・
嬉しそうでは ない様子です。
「あれ?A君、どうしたの?」

「あれは、白雪姫じゃない!怖いよ!
ビデオの白雪姫は もっと かわいいもん。」 そう言ったそうです。

もし、あなたが ママなら このあと、どんな言葉をかけますか?

そのママは、今1回1回の子どもの気持ちを 受け取ってあげることを
心がけて 実行しているところですが
こう言いました。

「そう恐いんだ。 白雪姫じゃないんだね。」 
写真も A君が望まないので 撮りませんでした。

「以前のわたしだったら、
『あれは、白雪姫でしょ! 一緒に写真、撮ろうよー!』と 言ったと思います。」

そして、顔まで着ぐるみだったピノキオは、「ピノキオだ。」と
A君は言って、一緒に 写真を撮ったそうです。

ささいな事は、大きな気持ちで 受け入れる ママの気持ち(姿勢)。
この小さなことの 積み重ねから、こどもの気持ちは
満たされて 安定の方向に 向かっていきます。

できる時に、意識して やってみてくださいね。
リフレイン(同じ言葉を繰り返す)も 簡単にできて、効果が大きいスキルです。