勘七ギャラリー、近日オープン決定!

江戸時代からつづく老舗旅館「勘七湯」。その別館を「りくとうアートライン」の展示スペースとして開放していただけることになりました。

この別館、今の当主・7代目湯守の高橋聖也さんのおばあさんがキャッシュで建てたとかで、概観は別として、内部はたいへんいい材料をつかった、たいへん品格のある建物です。
しかし、かつては国道に面していてうるさかったということや、新館が奥にできてそっちが人気になったとかで、年々利用する方も少なくなり、20年ほど前、6代目の頃には取り壊すという話になったんだそうです。

それを聖也さんが、「オヤジ、これはきっと今に価値がでてくる。俺に預けてくれないか。必ず人を呼んでみせるよ」と説得し、ことなきを得たとか。
それから「勘七湯別館を救え!」とかいうネットでの勝手連の動きなどもあったそうですが、あいかわらず稼働率は年間1週間ほどだったそうで、今は従業員の方のお住まいと倉庫になっているそうです。

と、いうことで、今度はアートで人を呼んでみせたいと思います。
ぜひぜひ、勘七湯別館へどうぞ!
オープンは10月中〜下旬を予定しています。

(コメント:門脇篤