小学5年生のあなたへ

「ハトの毛をむしったみたい。」624kgで生まれた私を見て、父は母に言ったそうです。
私は母のお腹の中で大きくなれなかったので帝王切開で生まれました。今でも母のお腹にはその時の傷があります。
私が生まれる前の日にお医者さんに「生きる確立は30%です。」と言われたそうです。
不安で泣きそうだった母に父は「明日がこの子の誕生日だね。おめどとう」と言って笑ったそうです。
私は生まれる前から、私の事を大切に思ってくれていたんだなぁと思うとうれしくなりました。
アルバムに貼ってある私の写真は、ミイラのようにやせていて全然かわいらしくありません。でも、両親はとてもかわいかったと言ってくれます。
私はとても不思議です。
「あなたも子どもを産んだら分かるよ」と母は言います。
生んでくれてありがとう

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松山市立野忽那小学校 O・S