美術室の棚の中や天井に怪しく浮かぶ顔面。血を流しているものもあれば、薄気味悪く笑っているものもある。中に入った瞬間は、お化け屋敷のような恐怖さえ感じる。しかし、よくみると、こんなところにも、あんなところにも・・・なんでこんなところにあるの?と思わず笑ってしまう空間になっていました。制作者たちが、「先生、さっきの人、入ったときは、こわーいって言ったのに、出るときあれを見つけて爆笑して帰っていったよ。」と嬉しそうに報告してくれました。だたのお化け屋敷的な発想でないことをわかっていただけたでしょうか?恐怖と笑いの境界線でした。