「GOTEN GOTEN 2007 アート湯治祭」の美術企画「りくとうアートライン・セカンドステージ」が11月7日から始まるにあたり、明日よりじょじょに搬入・設置作業が開始されます。
まず、明日は東鳴子の石彫り広場に展示されている高橋健太郎作品を、岩出山の「感覚ミュージアム」へと移設します。搬送は東鳴子ゆめ会議が担当。ミュージアム中庭への設置作業は11月3日以降に、高橋健太郎さん自身が行うことになっています。
すでに完成してから2か月近くがたたんとしており、この間、雨ざらしになっていたこともあって、どんな風に風合いが出てきたか、それが移設により、非常に個性的な「感覚ミュージアム」の建物とどうマッチングするかが見ものです。
また、明日は横浜から「雑草アーティスト」こと狩野哲郎さんが乗り込んで来る予定です。まずは「感覚ミュージアム」を下見してもらい、作品展示の可能性をさぐります。
写真は昨年の東鳴子での「アート・ツアー」のようす。
最後に、JR陸羽東線・有備館駅前にある「ユービック」で、私が紙製の椅子を天井から無数につるすインスタレーションの設置作業を始めます。作業は明日・あさってをメインに行い、場合によってはその後もつづけられます。
また、27日の鳴子中学校文化祭には、「ベランダの作家」こと田中真二朗さんや、木彫の高橋健太郎さん、そして東鳴子の旅館別館を使ってオープンする「勘七ギャラリー」への展示を予定している東北生活文化大の学生さんたちも訪れる予定です。
「りくとうアートライン・セカンドステージ」、どうぞご期待ください。
(コメント:門脇篤)