岩出山のみどころ(伝統編)

りくとうアートライン・セカンドステージ」が行われる岩出山は、東鳴子のある鳴子の隣町で、伊達政宗が青年期を過ごした城下町です。
展示場所のひとつユービックの前には伊達家の学問所である有備館があります。とても素敵な庭と、藩校跡が資料館風に開放されています。岩出山を味わうにはベストなスポットといえるでしょう。

有備館から岩出山のメインストリートへぬける途中には造り酒屋「もりいずみ」があります。昔ながらのたたずまいで、とっても雰囲気があります。このすぐ裏手には伊達政宗がつくった内川という用水路があって、いつもとうとうと水が流れています。

今、岩出山では「伊達な鎧展」という企画が行われています。
商店街各所に伊達家の鎧が展示され、希望者は2000円で鎧を着ることもできます。
写真は御茶屋さんで、ちょっとわかりづらいですが、店内に立派な鎧が飾られています。

こちらはお食事どころですが、ウィンドーに鎧の影が。
11月3日(土)には「駅長オススメの小さな旅」として、有備館駅から岩出山を散策しながら、鎧を着るツアーも行われるそうです。

メインストリートの中ごろには酒まんじゅう屋さん。これが実にうまい。
このほか、岩出山名物うまいものはあげたら限りがありません。
ぜひアートとともに岩出山の歴史と幸をお楽しみください。

なお、現地びと・鯉屋氏家さんによる岩出山散策のページが充実していますので、ぜひごらんください(こちら)。

(コメント:門脇篤