11月4日(日)、成功裡に幕を閉じた、アートバトルin三津浜。
アーティスト石原公彦監修の”ISHIHARA PROJECT”も、アート蔵でのトーンチャイムアンサンブル”Texture”公演、そして木村家での環境音楽、と穏やかで癒される空間を演出できたのではないかと思います。
木村家では、アーティスト・hiderinoさんの映像とのコラボレーションも、石原が映像にインスパイヤーされ、ほぼ即興的にサウンドを完成させ、来場された皆さんに何らかの想いを感じ取っていただけたのではないかと思います。
木村家の中庭で楚々として、ゆったりと流れていた音楽に来場された皆さんは、今回の一連のプロジェクトのメインテーマである、「三津浜の記憶の深淵に迫る」、を感じ取っていただけたでしょうか。
石原公彦は、木村家のサウンドをCDにパッケージしました。そして、そのCDを300円で販売し、石原の表現した「三津浜の記憶」を来場者に持ち帰ってもらいたかったのかもしれません。これは、当初から営利目的ではありませんでした。自らのサウンドが、社会貢献につながらないかとも考えていたのです。
CDは16枚売れました。この売り上げを全額(4800円)木村家の維持費に当てていただくことにしました。アーティスト石原公彦の、ささやかな気持ちです。
購入していただいた方には、この場を借りてお礼の気持ちを伝えさせていただきます。
ほんとうに、ありがとうございました。
木村家を管理する、三津浜駅前のカフェ・フロアーのマスター徳永さんに収益金を手渡す石原公彦。
とかく領収書と言うものはハートのない帳票類ですが、フロアーの徳永さんから石原の気持ちに対するお礼の、ココロのこもった領収書を頂きました。
(text:井川雅人)