塩竈に取材した「街にはアートがいっぱい」の制作を行っているドキュメンタリー映像監督・川崎けい子さんからメールが届きました。以下、転載いたします。
「街にはアートがいっぱい」カレンダーも発売中とのことです。
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川崎けい子です。
すっかり、寒くなりました。インフルエンザも流行っているようです。みなさま
いかがお過ごしでしょうか。
わたしは、「壁の中の少女たち」が完成した後、塩釜の街づくりをテーマにした
ドキュメンタリー映画「街にはアートがいっぱい」の制作を行っています。撮影
はほぼ終わり、編集しているところです。
アフガニスタンの広大だけれど渇いた大地を見た後、日本を見ると、なんて緑が
いっぱいあるのだろうといつも思っていました。そして、もうひとつ、アフガニ
スタンにはなくて、日本にあるもの、それは海です。わたしは海のある茨城県で
生まれ育ったため、海があるのは当たり前でした。しかし、アフガニスタンに関
わって、海は決して当たり前の存在ではないことを実感として知りました。
塩釜は海とともに発展し、そして衰退してしまうかもしれない港町です。「かも
しれない」と書いたのは、このまま衰退してほしくないというわたしの願いをこ
めたものです。
それで、この港町・塩釜の街と人を見つめるドキュメンタリー映画を作ることに
しました。
ウェブを作っていますので、よろしかったらアクセスしてください。
http://shiogama.chagasi.com/index.html
ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
●「街にはアートがいっぱい」と「壁の中の少女たち」の写真をつかった2008年
のカレンダーを販売しています。それぞれの映画の制作費の足しにと考えてます
。
http://office3way.com/shoppingcare.html
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(門脇篤)