ユニ育ライターこがにです。
ユニ育な毎日を過ごしているこがにさんは、きっと医療も福祉も、プロ級の知識があるでしょ?
なんて思っている方には大変申し訳ないのですが・・・
私自身は、医療のプロでもなければ、福祉のエキスパートでもありません。
しかも、特別支援学校での「母親待機は当然」という風潮に
思いっきりノックアウトされた、打たれ弱いヤツなので。。
世間一般の人が勝手に思い描く、理想の母親像とか
絵に描いたような『がんばる障害児の母親』という構図は
最近の私には、あまり当てはまらないのかもしれません。のんびりした、現役ユニ育ママの一人です。
まあ、のらりくらりと生きる私にも、ユニ育歴1年目の頃がありました。
まだ長女が身体障害者手帳や療育手帳が交付される前。
いわゆる赤ちゃんだった頃です。
2つ離れた長男とは、明らかに異なる発達をしている長女の姿を
まったく受け入れられず、ただただ私も泣くばかりの毎日。
「一体、この子はどうなるんだろう?どうしてこんなことになったのだろう?」
そんな私を助けてくれたは、1冊の本でした。
今回は、この本の紹介も含めて・・・
「ユニ育ママのための、育自書」ということで紹介いたします。
今から7年前の私の心にビビビッと響いたものを、私が勝手にランキングしてみました。
もしかしたら、今の現役ユニ育初心者ママたちとは異なるかもしれませんが
参考にしていただけたらうれしいです♪
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こがにちゃんオススメ!勝手にランキング
【ユニ育ママのための育自書】ベスト3
1位:「生んでくれて、ありがとう」 葉祥明著 サンマーク出版
2位:「育児の百科」松田道雄著 岩波書店
3位:「小さく生まれた赤ちゃん・気がかりのある赤ちゃんのママ・パパへ 」
たまひよブックス (ベネッセコーポレーション)
1位:「生んでくれて、ありがとう」 葉祥明著 サンマーク出版
実は、ユニ育ママたちの隠れバイブルともなっているのがこの本。
ハンディキャップという言葉を用いながら、子どもが生まれてきた意味を淡々とつづる。
優しいイラストは、見ているだけで心を和ませます。
「ボクのねがいは、ママがだれにもひけめをかんじることなく、
むしろほこりをもって、いきてほしいってこと。(中略)
おだやかで、おもいやりにみちた、やさしいせかい。
それが、ボクのいきているせかいなんだ。」
この一文が、私が前を向いて生きていくきっかけになりました。
2位:「育児の百科」松田道雄著 岩波書店
育児書の定番、松田先生の本です。
他の育児書との違いは、どんな病気に対してもポジティブに見ていること。
例えば、筋ジストロフィーの記述。文章の最後は
「短命といわれても、悲観してはならぬ。それは今の時点での話だ。
研究は日に進んでいる。子どもの存命中に治療法がみつかるのを信じることだ」。
健常児・障害児の区別なく、子どもの育児全般について書かれてあるこの本は、
まさに育児書の中でもバイブル的存在。
小学生になってもまだまだ利用できる、我が家の現役育児書です。
3位:「小さく生まれた赤ちゃん・気がかりのある赤ちゃんのママ・パパへ 」
たまひよブックス (ベネッセコーポレーション)
これはもう、図書館にしかない本だと思いますがご紹介します。
ひよこクラブの「ちびひよこリーグ」など、ひよこクラブで大反響を寄せた記事をまとめたもの。
全国の病気や障害で悩む母親たちの生の声を集めている上に、
巻末には大学病院の医師たちが、親に向けてのメッセージを執筆。
親の会なども紹介されています。
ユニ育なのは、自分だけではない。あらゆる病気や障害がある。
特に、初心者ユニ育ママたちには勇気が出る1冊だと思います。
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インフルエンザも流行しているこのごろ。
ユニ育な毎日は、冬になると外出も難しくなる今だからこそ!
しっかりユニ育ママたちが「育自」をする時間にピッタリ。
あったかいココアなんかを飲みながら、
の〜んびり、ユニ育を楽しんでくださいね。
★お読みいただき、ありがとうございました