この日は、ビデオレターを交換した高野小学校と
入遠野中学校へおでかけしました。
午前中は高野小学校。
校長先生にご挨拶をして、さっそく音楽室へ。
先生方がバッチリ会場の準備をしてくださっていました。
10時半にコンサートがスタート。
高野小学校では6年生に小野さんの演奏を聴いてもらいました。
最初は、みんなちょっと緊張しているのかな?と思いましたが、
途中の質問コーナーでは、積極的に手を挙げて質問。
「練習しなくてもそんなふうに勝手に指が動くものなんですか?」
という質問には、
「勝手に動いてくれたら練習しなくていいんだけど…」
と、思わず笑ってらっしゃいました。
イギリスに行くまでは練習があまり好きでなかったとも。
でも、12歳でイギリスに行ってからは一生懸命練習されたのだそう。
6年生というと、ちょうど小野さんがイギリスに渡った年齢。
ミニ・コンサートの後におっしゃっていた、
「ヴァイオリンを聴いて音楽を好きになって欲しいということだけでなく、
この感受性の強い時期に、将来の目標を見つけて、希望を持ってほしい」
という言葉が印象的でした。
実は、小野さんにいわきへお越しいただくことが決まったとき、
おでアリスタッフからひとつのお願いをしていました。
「いわきの印象を、音にしてきかせていただけませんか?」
子どもたちのビデオレターに収録されていた風景をみて、
小野さんが選んで来てくださったのは、チャイコフスキーの「無言歌」。
すがすがしく、軽やかで美しいメロディ。
初めて聴いたけれど、大好きになりました。
小野さん、素敵な曲を選んでくださって、ありがとう!
おでかけアリオス スタッフ:前田