ナマケモノが話す会

ナマケモノ倶楽部は、その活動のユニークさから、いろんなところで講師を頼まれることがあります。最近で言えば、先日8日は、事務局・小林くんが東京渋谷で行われた”NGOにかかわる 人について考えよう”というイベントでコメンテーターとして参加しました。
また15日には、カフェスローにて、武蔵大学の学生さんに、エクアドルのコーヒーのお話を例にとりながらフェアトレードのお話しをする会がありました。武蔵大学では、少人数制のゼミのような形式の授業が一年生のときからあるそうで、いろいろな活動をしている人を呼んで話を聞いたりする内容のものもあるそうです。

だいたい最初にナマケモノ倶楽部の紹介をするのですが、名前を聞いただけで、なんか皆さん、頬がゆるむというか。心の中で、ちょっと「ぷっ」て吹き出しちゃう思うのだと思います。ナマケモノの持つ力は偉大です。
今回お話ししたのは、フェアトレード・コーヒーのこと。コーヒーがつくられるコーヒーベルトや世界での生産量が700万トンだとか一般的なコーヒーのお話から、フェアトレードとアンフェアトレードの比較、エクアドルの森をつくり森をまもるコーヒーのことなど。画像やビデオも交えて紹介しました。

最後は、「ハチドリのひとしずく」の朗読をしました。
セヴァンも言っていたけれど、これから、世代間・世代の中でのつながりはとても大事で、それがあれば自分たちの未来は大丈夫だと。
日本の偏差値がものさしの社会は若者の可能性を潜在的につみ取っている現実はありますが、たくさんの選択肢と大きな力を秘めている20歳前後の彼らを見ていると、学んだか良いエネルギーが出てて、元気を頂きました。(まぁ私もまだ若いとは思うのですが)。皆さん、どうもありがとうございました!
(写真:学生さんと後ろ左が先生。先生も若いのです)