都教委に期待したのですが・・・

杉並区の「中学有料補習」に都が待った…機会均等に疑義と

この取り組みには違和感を感じていたので都教委の行動に期待していたのですが、期待はずれでした。

これでは、都教委が主導権を握るための時間稼ぎと指摘されても仕方がありません。
おそらく杉並区が都教委に呼ばれ、 「説明不足でした。」と杉並区が都教委に頭を下げ、
「これからはきっちりと説明してね。」と歓談して承認することになると思います。

杉並区の教育行政は詳しく知らないけれど、機会均等を言うのであれば、都教委のすべきことは

1.今年4月から始まった特別支援教育の和田中での実施状況の確認
*特別支援学級や通級学級の設置や学校施設のバリアフリー化
*障がいを持つ生徒への「個別の教育支援計画」、「個別の指導計画」の実施状況
*特別支援教育支援員の加配状況
*近隣の特別支援学校や児童相談所、福祉施設等とのネットワーク
2.1の取り組みの延長として学習困難の生徒への支援状況
3.個別学習、グループ学習やTTの実施など一人一人の教育ニーズにあった取り組み状況

以上の3項目が的確に実施されていることを確認することだと考えます。
問題なければ、今回のような出来る子に対する夜スぺを (消極的だけど)認めても良いかなと思いますが、 市場の半額とはいえ、18000円/月は高いので、今回の都教委に指摘にも一理ありです。

さて、偶然ですが、この問題を意識して書いた文がありましたので、二日続けてブログ更新しました。(ほんとは1週間ぐらい間をあけてエントリーするつもりだったのですが)

能力に応じた教育を考える。