大阪アートカレイドスコープ2008

大阪アートカレイドスコープ2008」というのに応募してみたのですが、例によって採用されませんでした。
私が出した企画は、大阪府庁本館に真っ赤な毛糸を無数に結ぶことで、大阪城をのぞみ、大阪城からのぞまれるこの場所に、「伊達」を表現したいというものでした。
仙台在住の私からすると、大阪と私のつながりは、朝鮮出兵の折に、たいへん派手ないでたちで豊臣秀吉を喜ばせた伊達政宗のエピソードくらいしか実感として感じられず、それを読みかえて、毛糸で上洛(実際には大阪)しようというものです。

もちろん、制作にあたっては現地との連携をとりながら、全国から募集した赤い毛糸を使って、とかなんとかそういう、いつものノリでつくって出したのですが、審査した方からは「現実的でないと思います。」との一行コメントが。
確かにプランだけ見ると現実的には見えないですよねー。とはいえ、「現実的」にはやれてしまうのですが。
門脇篤