2008年最初、1月10日のくらびすと講座は「講座の組み立てかた」でした。
今回の講師は、ミーティングファシリテーター(会議の研修)が主な仕事だという青木将之さん。これまで手がけてこられたワークショップは、ワークショップの「たまご」を持ちよるワークショップ、子育て中のパパのワークショップ、男と女のワークショップ、自分の声を知るワークショップ、アイスブレイク100連発など興味深いテーマがいっぱい。
○今回の講座の内容は、
Ⅰ.講座への思いを語る(2人チーム)
Ⅱ.思いをカタチにする企画のプロセスを学ぶ
Ⅲ.講座のアイディア出し(3人チーム)
Ⅳ.まとめ
講座のあちこちにちりばめられた青木さんのアドバイスは、わかりやすく、そして温かい。受講前は、できないと思っていたことが、講座を受けている間に、もしかしてできるかも?いや、たぶんできる!と思えるようになるのは、すばらしい!
企画を考える段階では、「何かを考える時には、できない理由をあれこれ考えるマイナス思考ではなく、どうやったらできるかというプラス思考で考えよう!」という青木さん。本当にその通りですね。
○企画のプロセスは、
思う→考える→調べる→人に話す→人の話を聞く→仲間を募る→紙に書く→周りの人に相談
○紙に書く項目は下記の通り(例えば、私の場合)
タイトル(家に帰って30分で作れる夕ご飯)
対象(働いていて帰りが遅い人)
伝えたいこと(時間が無くても素材を使って調理するコツ・野菜の冷凍ストック、タレの準備)
ウリ(手間を省き、お金も使わない)
スケジュール(説明と調理、試食、おしゃべりタイム、かたづけ)
参加費や予算など(参加費1000円)
メニューは1汁2菜の和食の基本形でどうかなあ・・・?
ごはん、けんちん汁、豚肉とキャベツ・玉ねぎの味噌炒め、ホウレンソウの和え物
いつも時間がないわが家の日常が現れてしまいます。でも、青木さんの言うように、まずは自分が必要としていることを題材にして、余裕が出てきたら他の人のニーズも取り入れていくというやり方で、やってみるのもいいかな?
(受講生Y)