めくるめく紙芝居レポート⑧

話の流れを確認して、必要な絵を書き足していきました。

日時:12月23日(日) 13:00〜16:00
場所:山科青少年活動センター 大会議室
今回の参加人数:13人
参加アーティスト:林加奈さん

MEKの醍醐味(?)、内容ががらりと変更です。
即興性が高いので、かっちりとは決まらないのがめくるめく紙芝居の魅力のひとつですね。
なにが起こるかわからないという、この太い綱渡りのようなどきどき感。

新たな内容として、

御曹司K君のために、高級ホテルでダンスパーティを開かれることになりました。
そこで白ウサギが行方不目に!!
京都のプチ山樹海にて真っ赤になって発見された白ウサギ。
正気じゃない白ウサ。なんとそこには「にじのいえ」などのダイイングメッセージが。
ちなみに、はまなこ・びわこ・くっしゃろこ・すわこ・いわなしろこからなる「ぷち五湖」もあるそうですよ。
そしてパーティ会場に戻ってみると「♪はまなこのびわこ♪」の歌で盛り上がる一同。
誰か赤ウサギを心配して。

ちゃくちゃくと聞き込み調査をしていると、なんと捜査に協力してくれていた人たちがばたばたと倒れているのを発見します!!
「♪死体発見現場に急行♪」

そして季節は移り変わり———
実は捜査に協力してくれていた人々はみんな生きていました。
なんでも膝が急にガクッとなってびっくりして気を失っていただけだとか。

そんなこんなで、名探偵ごんぞうさんに捜査に協力してもらうことに。
しかし、ハニャマのハミューダ島のゴルフ場でごんぞうさんを見かけるも、行き違いに。
しゃべりゃー地方の空港でも見かけるのですが、なかなかごんぞうさんはつかまりません。
捜査班は一路しゃべりゃー鉄道に乗って、京都に向かいます。
なんとそこにはごんぞうさんが!!

捜査依頼をするも、礼儀がなっていない!とむすんで開いてマトリョーミン教と友好を深める捜査班。
族長は感無量で号泣です。

そして犯人が判明(早)。京都へ急行します。

などなど。

あえて真犯人は書きませんが、果たして解決した時点で、何人の人が赤ウサギの存在を覚えているのか(楽)。

さてさてこれからも内容は大まかな流れを残しつつさくさく変更があるかと思われるめくるめく紙芝居。
冒頭のダンスシーンやしゃべりゃー鉄道、リアルマトリョーミンなどの絵が着々と書き足されていきます。
ダンスシーンでは、「Aお嬢様主催によるダンスパーティの始まりです」の台詞とともに鐘を鳴らす。
K君は言葉で女性を口説くのではなく、笑顔でノックアウトする。などなど、面白い設定も出ました。

今回は少人数だったので、練習できるほどには進みませんでしたが着々と内容は濃くなっている模様です。
次回からはスポーツ室の利用もできるので、どんな展開が待っているのか楽しみです。(スタッフK)