1月20日 NHKスペシャル「認知症と医療」という番組がありました。
介護が始まった頃より テレビからどんどん遠ざかっていますが この番組は 意識して見ました。
「介護者は 24時間本人と向き合って過ごしているので 情報がいっぱい」というお話がありました。
介護者の会では 介護者が困ったというお話が 医療の事 介護保険の事等いろいろ上がります。
其の中で 解決のヒントとなるような 意見交換があります。
1人で介護に向き合っておりますと「認知症だから仕方ないんだな」と諦めてしまいがちです。
確かに そういった面もありますが 解決できる事も多いのです。
先日 介護仲間がある情報を持って罹り付け医のところに通院した折 其の情報に沿う形の検査をして戴ける様になったそうです。
このお話を伺い ホッとしました。
介護者の声や思いを受け止めて戴ける環境が整いつつあるんだなと実感できたからです。
NHKスペシャルで 参加者の本人と介護者の目に光る涙を目にして 心が痛みました。
認知症と診断されずに辛い状態で過ごしている方が 多摩市には居ないだろうかと気になりました。
診断を受けると何も出来ない人と烙印が押される訳ではないのです。
少なくとも いこいの会に集う仲間たちは そうでないことを知っています。
早期発見は その後のその人らしい生活を維持するために大切です。