事実を伝える事も、行動のきっかけに〜

1月は 学校の保護者会があったところも
多いかと思います。
最後にお母さんに一事づつの場面がありますが、
そんな時に あなたは どんな話をしていますか?
ある学校では、順番に話されたお子さんの様子について
大部分のお母さんが、
困っていることや、出来ていないことを
話したのだそうです。

この事を あなたはどう感じますか?

こどものいい所を探そう!という気もちがあること、
あなたは、すばらしいのよ!と声をかけること
こどもは、そこから 伸びる芽が育っていきます!
ですから、いい所はないと決めないで
よ〜く見ること、意識して探してみませんか。

さて、あるお母さんは、忙しい朝。
年長さんの息子さんは 絵を描いていました。
(急いでほしい・・・)ですね。

注意を促す場面ですが、
息子さんに、
「絵を描いているね。」と 責めずに YOU メッセージを
伝えたそうです。すると・・
すんなり お絵描きをやめて
自分から 次の行動に移れたそうです。

お母さんの言葉には、責めのトーンはありませんでした。
ただ、事実を認めただけです。(承認ですね)
でも、それだけの事でも、
息子さんは 認めてもらえた満足した気持ちになれて、
安定していたから、「自分はどうすべきなのか?」の
正しい状況判断がすぐにできた、と 思います。

先に出来ていない事を怒られるよりも
この方が スムーズにいくことが 多いと感じます。

お子さんの気もちに、すぐに×をつけないで
事実を言葉にして、認める言葉かけ○を 伝えてみませんか?
その繰り返しが、お子さんの自分への自信に つながっていくのでは
ないでしょうか。