札幌郊外にある「モエレ沼公園」は、イサム・ノグチの設計によるまさに地球を彫刻した作品ともいうべきものですが、ここで今年3回目となるアート・プロジェクトが1月30日〜2月3日の予定で開催されます。
札幌のアートNPO・S−AIRとモエレ沼公園が連携して進めている事業で、公園が地域の文化拠点になっている事例です。今年はこれまでに加え、公募で選ばれたアート企画も参加し、ますます盛り上がっているようです。
また、企画の中で、カンヌ国際映画祭で「若い視点賞」を受賞した宮崎淳監督が、東鳴子に滞在しつつ独自の視点から切り取った「鳴子感光」(2005)と、バイオタイド制作による「GOTEN GOTEN 2005 アート湯治祭」のドキュメンタリーの2本が、他のAAF参加企画の貴重な映像とともにガラスのピラミッドで上映されるそうです。詳しくはこちら。
(門脇篤)