可燃ごみピットで火災発生!−昨年11月、クリーンセンター多摩川で

昨年11月22日、多摩川衛生組合(稲城市、狛江市、府中市、国立市で構成)が運営する「クリーンセンター多摩川」の可燃ごみピットで火災が発生した。
右の写真は、「UP!たまがわニュース」という、多摩川衛生組合の広報誌である(
2008年1月27日付け)。実は私(伊藤)は、先ごろ(1月18日)クリーンセンター多摩川を見学したおり、この火災について初めて知ったのだが、一緒に見学した人たちはすでに十分その情報を得ていた。この広報誌では「マッチ、ライター、スプレー缶などの発火物は、ごみ(可燃、不燃)と一緒にださないで」と呼びかけている。

多摩川衛生組合
http://www4.ocn.ne.jp/~tamagawa/

「ごみピット」というところは、運ばれてきたごみを一時貯留するところ。クレーンでごみを攪拌することによってごみの質を均一化する。(写真は、松任石川環境クリーンセンターのごみピット−ホームページより転載。残念ながらクリーンセンター多摩川のホームページには、施設の写真は1つもない)
施設の写真が豊富な松任石川環境クリーンセンターのホームページ
http://www.clean-center.hakusan.ishikawa.jp/syoukyaku/brpit.html
クリーンセンター多摩川では、1か月前の10月18日にも不燃ごみピットで火災が発生していた。この火災はスプレー缶に残った可燃ガスが発火、爆発したものと考えられているが、家庭ごみの出し方には細心の注意が必要だ。
ごみ問題が争点になると思われた府中市長選挙は、市民の間では争点にもならなかったようだ。現職市長が「ダストボックスの存置か、撤去か」について、主張をあいまいにしたのも原因の1つであったと考えられる。しかし、「ダストボックスを存置するかどうか」は、市長のリーダーシップ如何にかかっている。どう判断するか、手腕が問われている。