公的サービスになるための4つの宿題。

今年度からはじめた障害児の放課後対策事業「すまぃる」。

目下の焦りは来年度の事業資金うんぬんをどうするか。。

前にも書きましたが、このすまぃるを公的な福祉サービスに位置づけられないか地元市と協議する中でなんとか「視察→委託に向けた具体的な協議」の流れができました。

協議のための資料を年明けに提出し、それについての話し合いを先日市の担当者と持ちました。

内容に関しては非常に好評かを得ているものですが、やはり「委託事業」となりますとそれなりにハードルもつけないと『何でもあり』にはならないものです。

そこで指摘された点、つまりこれをクリアすれば委託ができますよという宿題発議のとおり。

まずひとつめは、建物の問題。

事業所の2階を使用しているのですが入り口が現在ひとつしかなく、避難経路として複数確保してほしいというもの。

これは家主さんと相談して未使用の出入り口を使えるようにしてもらうしかない。

次に従業者の問題。

学生でもいいのですが、ヘルパー資格を持った人と雇用契約をして業務に当ててほしいという。ボランティアではダメということです。

これは法人の他の事業との整理も含めて該当する人間がいるか検討しないといけません。

三つめは病院との協力体制。

緊急時に対応してくれる病院と協力の契約をしてくれということです。

この協議に先立って地元にある救急指定を受けている総合病院に話を持って行っています。院長に話を通してから返事をすると事務長サマはおっしゃってましたが未だに何も言ってこない・・・まぁそんなものかという気持ちです。

そして最後は経営状況の問題。

うちの昨年度の収支は大赤字になっています。市が事業を委託するのにすぐつぶれてしまうようなところでは困るということですね。

でもまぁうちとしても赤字解消のために努力しているところですし、「つぶれはしないか?」といわれて「そうですね」とも言えず、「介護費用をもっとあげてもらえればつぶれません」とも言えず。。。

とにかくそんな宿題をいただいてただいま検討中です。

市のいうことはどれも当たり前のことですけど。

公的なものにするためにうちが払うコストがそれに見合うのか、また長期的に考えたときにどうなのかなど色々・・・考えております。

というわけで今日理事会です。

すまぃるは来年もやりますけどね。

やれやれ・・・

あわづ