いわきアリオスには2台のハープがあります。
ハープを自前で持っているホールは珍しい…。
それなら、是非ともアピールしなきゃ!
というわけで、23日、ハープ奏者の内田奈織(なおり)さんを
お招きして、ハープ体験ワークショップを行ないました。
登場するやいなや
「自称・いわきアリオスハープ宣伝隊長、内田奈織です!」
とご挨拶してくださった内田さんは、京ことばがとってもキュートなお姉さん。
「星に願いを」、オリジナル曲「5月のうた」、「千の風になって」、
「いつも何度でも」の4曲を演奏され、曲間のMCでは、
曲紹介やハープの構造についても説明してくださいました。
ハープの弦は47本。
高音を出すのはナイロン弦、
中間音はテニスラケットに張ってあるのと同じガット弦、
そして、低音を出すのはスチール弦、
と、3種類の弦が張ってあり、たくさんの弦の中でも
ちゃんと音がわかるように、
「ド」の音は赤く、「ファ」の音は黒くなっていて、
それを目印に弾いているんだそうです。
それから、内田さんが演奏中に履いていらっしゃるのは、
なんと、社交ダンス用のシューズ!
軽くて、音がせず、演奏の邪魔にならないのと、靴底が薄いので、
7本あるペダルの踏み分けをしやすいんですって。
いよいよ皆さんお待ち兼ねの体験タイム!
内田さんが一人ひとりに丁寧に教えてくださいました。
弦を下から上にトゥルルルル〜ン♪と弾いてみたり(ハープといえばコレですよね!)
「チューリップ」や「ちょうちょう」など、簡単な曲を演奏してみたり。
お子さんも多かったのですが、皆さんとてもお上手でしたよ。
優雅に弾いているように見えて、意外と力がいるようでした。
皆さん、最初はおそるおそるでしたが、知っている曲を弾けると
とても嬉しそう。
内田さんが
「ハープの演奏のために作られた場所みたい!」
とおっしゃった、交流ロビー・カスケードでは、皆さんが夢中になって
弾いているハープの音が長い間響いていました。