アート湯治祭公募・現地説明会「ごてんゆアートミーティング」⑨

御殿湯駅の前の広場のすこし奥、公民館駐車場のわきには通称「石彫り広場」があり、もちろん今は雪に埋まってますが、ここでは07年、高橋健太郎作品が生まれました。

鳴子の間伐材を使った作品で、ここで展示された後、隣町の岩出山にある「感覚ミュージアム」に移設されて展示されました。今は彼の仙台・秋保にあるアトリエに保管されています。

また、説明会集合場所となった鳴子御殿湯駅では、毎年「駅コンサート」が開催され、作曲家・大場陽子さんの企画のもと、新進気鋭の音楽家たちによるすばらしいコンサートが行われています。今年は8月下旬に行われる予定です。

御殿湯駅ではこのほか、関東圏で活躍するパフォーマンス・ユニット「あらら。」によるすべて即興によるパフォーマンスが行われたり、越後しのさんらによるアート作品も展示されました。
常設展示としては、版画家・大野隆司さんによる「ねこの苦消し」展が見られます。

春先の鳴子御殿湯駅。

(つづく)