最近、親御さんからの相談が多い。人口が一番多いと言われる団塊世代の子どもさんたちつまり、団塊ジュニアが30歳前後になっている。
親は心配でたまらないのに、子どもは「結婚より仕事。ひとりが気楽でいい・・」などと言っているとか。
これは、勝ち組の台詞なんだと思う。
もっと言えば、今が自分の人生の中で勝っている時なんだろう。
つまり、元気で仕事があって、収入がある。
でも、人生というドラマの中では、常に勝ち続けることができるのだろうか?
負ける時・・つまり、予想外の病気や怪我、定年退職がきて仕事がなくなる。
そうなった時の為に、勝っている今、貯金して資産運用して、いずれ必ず来る負け時代に備えることをする必要がある。
それができれば、お金の心配はいらない・・
このことは、ひとりだろうと結婚していようと同じことだ。
心の問題はどうだろう?仕事がなくなったり、病気したりした時の心を支えてくれる人。
勝っている時代の喜びは分かち合い。
負けている時代の辛さは背負い合い。
そういう人が自分には必要なんだと。
一人では決して生きてゆけない。人生は浮いたり沈んだり、勝ったり負けたりするんだから・・。
そう、子どもさんに言ってあげられるのも親だからこそだと想う。